上田けん玉クラブ活動

S小けん玉教室 ~ けん玉名人は上手に人に教えられて初めてけん玉名人なのだ

3年目のS小学校

雪は夜更け過ぎに雨へと変わり、まだパラパラ雨の残る朝。

前夜はアラレのような雪が結構なイキオイで降っていたのでちょっと心配していた・・・。

今年も呼んでいただいたS小学校。

これで3年目の訪問。

1クラスや2クラスの学校が多い中、この学校は比較的街なかにあることもあって3クラス。

毎年思うのだけどこの学校はとてもお行儀が良い気がする。

 

先生は「けん玉を配ってから全然教えてませんよ」と言っていたのだけど、かなりの割合で正しくけん玉を持って技に挑戦していた。

近くにけん玉に力をいれている保育園があり、その卒園生が多いのもあり、結構みんな上手。

きっと「けん玉名人」と呼ばれている子が何人もいるに違いない。

 

「先生できないじゃん~」

担任の先生が技ができなくて子どもたちにいじられていた。

けん玉なんかまったくやったことない先生が授業で教えなくちゃいけないケースなんて結構あるだろうに。

先生って大変だなあ。

カリキュラムに組まれていれば自分の経験の有無に関わらず授業をやらないといけないんだから。

こちらも先生たちのサポートに少しでもなるようわかりやすく子どもたちに教えねば。

 

「けん玉名人はいろいろな技ができる!というだけでなくて、できない人をできるように教えて初めてけん玉名人なのです」

「誰でも最初から難しい技ができるわけではなく、一つひとつできる技を増やしていくといつの間にか前にはできなかった難しい技ができるようになる。『できない~』『ムリ~』じゃなくて『やってみよう』という気持ちが大切」

と説教じみたことを最後にしゃべってしまったが楽しんでもらえただろうか?

けん玉はコツを覚えると劇的にうまくなるので是非あきらめず挑戦してほしいなあ。

また来年も是非!

お呼びいただきありがとうございました。